top of page

愛姫牛の種類と等級

愛姫牛の種類は、「交雑種」に該当します。
交雑種は2~3等級までのグレードが一般的です。ただし愛姫牛は4等級というグレードまで(選別される牛によっては5等級のグレード)の判定が出てきます。巷でよく聞く、A4やA5ランクのことです。
皆さんが良く口にされる4等級・5等級のお肉は、一般的に「和牛」がほとんどです。
和牛は元々脂の乗りが良い品種であるため、等級が高くなりやすいです。脂ののりが良くて美味しい和牛ですが、食べ過ぎると、その脂が重く感じてきやすいのも特徴です。わかりやすく言うと、少量食べるには最高に美味しいお肉です。
その一方、交雑種は和牛とホルスタイン種の掛け合わせで生まれた品種です。
「ホルスタイン種」は牛乳でおなじみの乳用牛(白と黒の模様の牛)をイメージすれば、わかりやすいでしょうか。ホルスタイン種は乳用牛として役割を果たした後、肉用牛として市場に安く出回ります。肉の味は赤みが多くあっさりしていて、脂肪が少ないのが特徴です。
愛姫牛は、たくさんサシも入って、赤身の割合が程よい。かといって、和牛みたいに脂の重さを感じにくい。この和牛の「脂の乗りの良さ」とホルスタイン種の「あっさり食べられる食味」を掛け合わせた希少価値の高いお肉です。
愛姫牛のステーキ1枚・200gを83歳のおばあちゃんがペロッと食べます。木村屋精肉店にご来店されるお客様には、愛姫牛のファンが多数いらっしゃいます。ぜひ一度、ご賞味いただけますと嬉しいです。


和牛

交雑種(F1) ※愛姫牛

ホルスタイン種
